ローン中の車は買取と下取りどちらで手放す?比べ方と手順の違い

ローン中の車を買取と下取りのどちらで手放すかを表すアイキャッチ

当サイトの記事は、国土交通省・軽自動車検査協会・国民生活センター・日本自動車購入協会など公的機関や業界団体の公開情報、各ローン会社・販売会社の公式案内、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。手数料・様式・各社の手続きは記事執筆時点の情報で、変わることがあります。記事内には広告を含む場合があります。

ローン中の車を手放すなら、買取と下取りのどちらがいいのか。『ローンが残っていると、下取りしか選べないのでは』と思っている方も多いはずです。

結論から言うと、ローン中の車は買取でも下取りでも手放せます。どちらも残債の精算とセットで進める点は同じで、違うのは契約の形と精算の進め方です。

この記事を読めば、2つの違いと、自分の場合にどちらを選べばいいかが分かります。

ローン中の車を手放したい人

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入力は約47秒です。売るかどうかを決める前に、今の相場だけ調べておくこともできますよ。

ローン中の車なんですが、買取と下取りってどっちがいいんですか?

案内役

どちらでも手放せますよ。違いを知ったうえで、両方の見積もりを並べてから決めるのがいちばん確実です。

ローン中の車は買取と下取り、どちらでも手放せる?

先に結論

ローン中の車は、残債の精算とセットなら、買取店に売っても、販売店で下取りに出してもかまいません。ローンを払い続けたまま車だけを手放すことは、どちらでもできません。

日本自動車購入協会(JPUC)は、ローンを払い続けながら車を売ることはできないと明記しています(JPUC公式、2026年11月確認)。

所有者の書類を受け取るにはローンの完済が求められるので、買取でも下取りでも、精算がセットになるんです。

JPUCは、車を手放す方法を「下取り」「買取業者への売却」「個人間売買」の3つに分けて、それぞれに良い点と気をつける点があると説明しています。

買取と下取りは、ここが違う

ローン中の車を手放したい人

ローンの精算のしかたも、買取と下取りで違うんですか?

案内役

はい。下取りは次の車の契約とまとめて精算、買取は売る契約の中で買取店が精算を進める、という違いがあります。

下取りは、次の車の代金の一部を今の車で払う「代物弁済」の契約です。買取は、購入とは別に売買の契約を結びます(JPUC公式、2026年11月確認)。

ローン中の車の買取と下取りの違いを示した図解
比べる点買取(買取店に売る)下取り(販売店で引き取ってもらう)
契約の形購入とは別の売買契約次の車の購入とセット(代物弁済)
残債の精算買取業者がローン会社に残債を払うことが多い販売店と、次の車の契約とまとめて相談
余ったお金差額が自分に振り込まれる次の車の頭金などに回せる
足りない時不足分を一括で払うかローンを組み直す現金・次の車への上乗せ・別のローンで用意
契約の取りやめ買取契約だけの話になる購入をやめれば、基本的に下取りも取りやめ

買取の精算は国民生活センター「国民生活」2023年4月号とJPUC、下取りの契約の形はJPUCの説明をもとにしています(2026年11月確認)。

下取りは「下取りだけ外す」ができない

JPUCは、下取りの部分だけを外す条件変更はできないと説明しています。

『下取りで話を進めたけど、あとで買取店のほうがよかった』という時に困らないよう、契約の前にどちらにするかを決めておきましょう。

買取は、入金までの日数も見ておく

買取代金の入金は、おおよそ1〜2週間以内が多いものの、業者や車の状況で違うとされています(国民生活 2023年4月号)。

ローン中の車は所有権解除の手続きがある分、時間がかかることもあると同誌は注意しています。

所有権解除の手続きは、普通車と軽自動車で違う

買取でも下取りでも、所有者が販売店やローン会社の車は、精算のあとに所有権解除と名義変更が進みます。売り先が手続きを進めることが多いですが、窓口と書類は普通車と軽自動車で違います。

項目普通車軽自動車
手続きの窓口運輸支局・自動車検査登録事務所軽自動車検査協会
所有者側の書類譲渡証明書(実印)・印鑑証明書(発行から3か月以内)・委任状など印鑑証明書や押印は不要。所有者の同意を得たうえで手続き
手数料窓口700円・OSS600円(令和8年4月1日現在)無料

出所は国土交通省 自動車検査登録総合ポータル、国土交通省「登録・検査手数料一覧表(令和8年4月1日現在)」、軽自動車検査協会の案内です(2026年11月確認)。

どちらが向いている?状況別の目安

先に結論

手間を減らしたいなら下取り、手元にいくら残るかを先に知りたいなら買取、が目安です。ただ、決め手になるのは見積もりの金額なので、両方を並べてから選びましょう。

『結局、自分はどっちなの?』と迷いますよね。よくある状況ごとに、目安をまとめました。

あなたの状況向いている方理由
次の車を買う販売店が決まっていて、手間を減らしたい下取り購入と精算を1か所で相談できる
次の車はまだ決めず、先に今の車を手放したい買取購入と切り離して売れる
残債を精算したあと、手元にいくら残るか知りたい買取差額が自分に振り込まれる形になる
車のない期間を作りたくない下取り、または買取で引渡し日を調整納車日に合わせて引渡し日を決められる

JPUCは、買い替えの時は次の車の納車日に合わせて引渡し日を決めると、車のない期間を避けられると説明しています。買取店に売る場合でも、引渡し日や代車の相談はできます。

次の車への乗り換えの流れはローン中の車を買い替えるで紹介しています。

例えばこんな場面

ディーラーローンで買い、残りが2年ほどある車を、別のメーカーの車に乗り換える場合を考えてみます。

次の車の販売店で下取り額を聞き、買取店でも見積もりを取って並べると、「下取りなら頭金にいくら回るか」「買取ならいくら振り込まれるか」を同じ物差しで比べられます。

買取と下取りの見積もりを並べて、相場を知ってから決めよう

ローン中の車を手放したい人

両方の見積もりを取るのって、手間じゃないですか?

案内役

少し手間はかかりますが、金額を並べないと、どちらが合っているか分からないんです。残債と比べるためにも、相場を知っておくと安心ですよ。

ローン中の車を手放す時、いちばん大事なのは「今の車がいくらで売れそうか」を先に知ることです。

見積もりが残債を上回るか、足りないかで、精算のしかたが変わるからなんです。

買取と下取りを比べて決める手順
  1. ローン会社や販売店に、一括返済の金額を聞く
  2. 次の車を買う販売店で、下取り額を出してもらう
  3. 買取店にも見積もりを頼み、今の車の相場をつかむ
  4. 下取り額・買取額と残債を並べて比べる
  5. 精算の進め方と入金日まで確かめて、手放し方を決める
買取と下取りの見積もりを並べて残債と比べてから決める手順の図解

下取りだけでなく、買取店という選び方もある

買い替えの時は、つい下取りだけで話を進めてしまいがちですよね。

ただ、ローン中の車でも、買取店なら残債の精算を任せられることが多いです。下取り額だけでなく買取額も並べてみると、今の車の相場が見えてきます。

複数の見積もりを集める方法として一括査定もありますが、個人情報を複数の業者に出すことになり、何社からも連絡が来る可能性があります(国民生活 2023年4月号)。連絡の数が気になる方は、問い合わせる社数を絞ってみてください。

見積もりで確かめておきたいこと

見積もりを並べる時のチェックリスト
  • 下取り額・買取額と、精算する残債の金額が分けて書かれているか
  • 残債の金額は、いつ時点の一括返済額か
  • 精算したあと、自分に残るお金(または足りない分)はいくらか
  • 入金日、または次の車の代金に回る金額
  • キャンセルできる期限とキャンセル料

車の売却は、特定商取引法のクーリング・オフの対象外です(国民生活センター 2024年6月18日公表、2026年11月確認)。契約の前に、条件を落ち着いて見比べておきましょう。

売る流れの全体はローンが残ってる車を売る方法で紹介しています。ほかにも、買取店に売る時の流れをローン中の車を買取店に売る、下取りの精算をローンが残ってる車の下取り、相場の調べ方をローン中の車の相場の調べ方でくわしく取り上げています。

知恵袋でよくある相談

買取と下取りの選び方について、知恵袋でよく見かける相談を取り上げます。

相談1:買取店で売って、次の車はディーラーで買いたい

買い替えにあたって、今の車は買取店で売り、次の車は別のディーラーで買う予定だが、ローンの残債があるのでどう進めればいいか、という相談です。

この形でも問題ありません。買取額が残債を上回れば、買取店が精算を進め、差額を受け取れることが多いです。

次の車の契約とは別の話になるので、納車日と今の車の引渡し日を合わせられるか、両方に伝えておきましょう。

相談2:販売店が買い替えを勧めてくるのは、完済できる見込みがあるから?

ローンが残っているのに、車検の時期に販売店から買い替えを勧められた。下取りでローンを返しきれる見込みがあるということなのか、という相談です。

『勧められたなら大丈夫なのかな』と思いますよね。ただ、下取りで返しきれるかは、下取り額と一括返済の金額を並べてみないと分かりません。

まずは下取り額と残債の金額を、見積もりで分けて出してもらってください。買取店の見積もりも取ると、比べる材料が増えます。

相談3:名義が販売店のままでも、下取りに出せる?

ローン返済中で、車の名義が販売店になっているが、下取りに出せるのか、という相談です。

出せます。ローン中の車は、所有者がディーラーで使用者が購入者になっていることがほとんどだとJPUCも案内しています。残債の精算とセットで、所有権解除の手続きも進める形になります。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。

Webで車種・年式・走行距離などを入力すると、その場で買取相場の目安が表示されます。

買取店の査定を受ける前に、すぐ金額の目安が分かるのが便利なところです。

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この事実を知らないと、新しい車への買い替えで損をしてしまう可能性があります

無料で、しかも約47秒で終わるひと手間をやるかどうか。

これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。

すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。

ポイントは「今の車をどう手放すか」です。

多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。

販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。

下取りの商談でよくある流れ
  • まず、控えめな下取り額を提示される
  • 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる

金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。

ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。

比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。

実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

ナビクル公式サイトに掲載された下取りと一括査定の差額の実例
※ナビクル公式サイトより
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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。

ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。

「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。

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愛車の今の買取相場を調べる

最大10社の査定額と、愛車の買取相場の目安が無料で分かります。

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ひと手間かけてから商談に行けば、愛車の売却で損を防げる可能性がある

やることは、商談の前に「ナビクル」で今の車を一括査定に出しておく。これだけです。

ナビクルは、最大10社の買取店にまとめて査定を依頼できるサービスです。入力は約47秒で、料金はかかりません。

複数の買取店が査定額を競い合う一括査定の仕組み
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複数の買取店が同じ車を査定するので、お店どうしが査定額を競い合います。 だから、1社だけの下取りより高い金額がつきやすいんです。

しかも入力が終わると、愛車の買取相場の目安もその場で表示されます。すぐに、今の車のだいたいの価値が分かりますよ。

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商談に持っていくのは、この2つ
  • 複数の買取店が出した中で、一番高い査定額
  • 入力後すぐに表示される、買取相場の目安

この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。

それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。

それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

査定額を比べると最高額が分かることを示したナビクルの図
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このひと手間をかけずに商談に行くと、数十万円の差がつくこともあります。

逆に、約47秒の入力でそれを防げる可能性があるなら、こんなに割のいい作業はなかなかありませんよね。

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サービス開始2007年
運営会社株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社)
安心への取り組みJPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画

表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。

申し込みから売却までの流れ
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後から「もっと高く売れたのに」と後悔したくない方は、まずは約47秒だけ時間を使って、今の車の情報を入力してみてください。

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よくある質問

ローン中の車は買取と下取りのどちらで手放せますか?

どちらでも手放せます。どちらも残債の精算とセットで進め、違うのは契約の形と精算のしかたです。

ローン中の車を買取店に売ると、残債はどうなりますか?

買取額が残債を上回れば、買取業者がローン会社に残債を払い、差額を受け取れることが多いです。足りない時は不足分を自分で用意します。

下取りで話を進めたあと、買取店に変えられますか?

下取りは購入契約とセットで、下取りの部分だけを外すことはできないとJPUCは説明しています。契約の前に両方の見積もりを並べておきましょう。

見積もりが残債に足りない時は、買取と下取りのどちらがいいですか?

どちらでも、足りない分を用意して完済してから手放す形になります。下取りなら次の車のローンへの上乗せも選べますが、借入額が増えるので、月々の返済まで見比べて決めてください。

まとめ

この記事の要点
  • ローン中の車は、残債の精算とセットなら買取でも下取りでも手放せる
  • 下取りは次の車の購入とセット、買取は別の売買契約
  • 買取は差額が振り込まれ、下取りは次の車の代金に回る形
  • 手間を減らすなら下取り、手元に残る額を知りたいなら買取が目安
  • 両方の見積もりで相場を知り、残債と比べてから決める
ローン中の車を売る.jp

ローン中の車を売る.jp 編集部

ローンが残っている車を売る・買い替える時の残債の精算、所有権留保と所有権解除の手続き、ローン完済後の名義変更を、国土交通省や軽自動車検査協会など公的機関と各ローン会社の公式案内をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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